インド旅 9日目(1) 〜幾何学模様の階段井戸、チャンド・バオリ【インド階段井戸を巡る旅2017_14日間】

インド
チャンド・バオリの階段井戸

ついにこの旅を始めたきっかけになった階段井戸チャンド・バオリに向かいます。
嘘みたいな巨大な建物は圧巻です。また今回の旅でははじめての車のチャーターと高速道路。
普段何気なく通り過ぎてしまいがちですが、なかかな見れないものが見れてこれもまた楽しいものです。


 

前日のジャイプールの旅はこちら

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ジャイプールの宿で車をチャーター

〈本日の移動 ジャイプール〜アーグラ〉[2018.12.27]

本日は移動日、「タージ・マハル」で有名なアーグラへ向かいますが・・・

 

〈本日の移動1 ジャイプール〜チャンド・バオリ〉

途中、今回の旅の主目的である階段井戸「チャンド・バオリ」へ向かいます。

ジャイプールからは約90km、かなりの田舎らしく公共交通機関は不便そうなので車をチャーターしました。車での足回りのよさを活かし、アーグラから40kmほど離れた「ファテーブル・シークリー」にもよってもらう予定です。

 

早めに決めたかったのと宿(Hotel Classic Inn)なので責任があると思い、ジャイプールに着いたときに宿のご主人に相談していました。言われたのは8000Rs(=12,000円)。「トモダチ」と連呼する店主で少し不安でしたが、他の会社を回るのも面倒だし、お願いしました。前払いで4000Rs、到着で4000Rs。

 

この日はいろいろ巡るので早朝出発。
英語はそんなにできない(人のことは言えないけど)ドライバーでしたが、車はきれいめで一安心。

 

乾いた山をみたり・・・

過積載のトラック?を見たりしながら・・・

約2時間で到着。そこには・・・

 

巨大な幾何学の階段井戸チャンド・バオリ

キターーーーー!!!!

 

ちゃんと水もあります、次傘は約20mこの光景を見たかった!!

 

この時間は横日がきつかったので見えにくいですが、正面の構造物もステキ。

 

残念ながら、柵があるので降りることはできませんが、嘘みたいな幾何学模様。

 

VRで撮ったのの切り取り、伝わるかな?

 

アップで撮るとそのまんまエッシャーの世界です。

 

なぜこんな片田舎になんでまた?と思ってしまう階段井戸「チャンド・バオリ」。
こちらも他の井戸と同じく8〜9世紀に王によって作られたそうです。
水の少ないインドでは実用性のある深い井戸を掘ることで権威を示していたのかもしれません。腹の足しにもならん、高い建物をつくるよりも庶民にはありがたいことです。

 

階段井戸のとなりにはほとんど崩れている寺院があります。

 

(暗いですが)中のおじいちゃんがあたたかく迎えてくれました。

 

登って上から見てもひたすら田舎、他に建物がほとんどない。
何故こんなところにあんな豪華な構造物がぽつんとあるのか、ほんと不思議。

 

1時間たっぷり階段井戸を満喫して、車に戻るとドライバーがチャイをごちそうしてくれました。車のチャーターはいつもだまされないか不安ですが、こういうサービスがあるとちゃんと歓迎してくれてる感あってうれしい。

お礼に日本茶の粉末とか飴ちゃんをプレゼントしました。

 

ひたすらインドの高速道路を行く

〈本日の移動2 チャンド・バオリ〜ファテープル・シークリ〉

次はアーグラから約40kmにある「ファテープル・シークリー」に向かいます。
ここからは約130km、大移動です。

 

日本みたいに高架を行かないので、なんとなくわかりにくいですが、高速道路を行きます。

 

たまに山(丘?)があるけどほとんど平野。

 

アブラナ畑が目立ちました。運転手さんも「make oil」とか解説してくれました。

途中暇そうにしているように見えたのか英語のわかる息子と携帯で会話させようとしてくれたりもしました。音の悪さとこちらの英語力の低さでさっぱり会話になりませんでしたが、その気持ちがうれしい。

 

荷台でドナドナされてる女性たち、高速で結構スピード出てるけど大丈夫?

 

追い越しのときにパシャリ。10人?いや15人は乗ってそう。
衣装のカラフルさもなかなか。

 

アブラナ畑に混じって高い塔がよく見られるようになりました。なんだろう?仏塔??

 

煙が上がったりしているので多分レンガ工場かな、と思います。地震の多いし湿度の高い日本では普及しなかったけどこちらは現役。きっと良い土がこのへんで取れるのでしょう。

 

そうそうこんな感じのレンガが・・・ってでかい門!
どうやら到着のようです。ここまで約2時間でした。

また長くなってしまったので、今回はここまで。
次回はファテープル・シークリーを攻めます。次回も負けず劣らずの巨大建造物に圧倒されっぱです。

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