インド旅3日目 〜ジュナーガルへの鉄道旅【インド階段井戸を巡る旅2017_14日間】

インド
ジュナーガル

3日目、鉄道にてさらにグジャラート州の半島の奥、ジュナーガルに進みます。
今度ははじめてのインドの鉄道旅です。
お約束の超混雑を横目に優雅な客車、さらにはインドの駅弁にも挑戦します。

 


〈本日の移動〉[2018.12.21]

前日の記事はこちら

インド旅 2日目 〜アーメダバード散策、ダーダ・ハリの階段井戸【インド階段井戸を巡る旅2017_14日間】
長い移動を経てようやくインド、グジャラート州の中心アーメダバードの街を散策します。 お約束のインドの洗礼、そして第一の階段井戸「ダーダ・ハリの階段井戸」。 旅は始まったばかりで体力があるのでがしがし歩いていきます。

ジュナーガルへの鉄道旅

日本人にはあまり知られていませんが、インドは鉄道大国らしいです。
その総延長64,000km以上。日本は約27,000km、密度は日本の鉄道が上ですが長さは倍以上です。

駅前にあった路線図、まるで毛細血管のようだ。

 

そんな鉄道王国インド、ぜひ使わねば!
ということで、アーメダバードJunctionの駅に来ました。

というものの席はすでに予約済み。
鉄道大国にしてIT大国のインドは国外からWeb上で簡単(でもないかも・・・)に予約ができます。
ネット情報を頼りにClearTripというサイトから予約しました、先人たちに感謝です。

赤い衣装を着ているのはポーター。
今回は頼んでいませんが、重い荷物を運んだり、席の確保をしてくれるらしいです。

 

はじめての鉄道ということで「AC first」という一番よい席をとりました。
枕やシーツ、コンセントもついてとても立派。

ちなみに二等車(second sitting)はというと・・・

押しくらまんじゅう状態でした。
荷物がまたすごそう・・・これがインド格差か。

 

そんなこんなで出発。
車両間のドアは開くことができるので身を乗り出すことができます。
特急とはいえ、すごくゆっくり走るのであまり怖くないです。

 

列車はひたすら平野を進む。

たぶん綿畑。

ごみだらけの川と自由な牛。

鮮やかな布。染め物かな?

インドの駅弁?

車内では定期的にチャイ売りが来ます(写真撮ってなかた)。
「チャーイ、チャーイ、チャーイ…」
という売り込みの掛け声が通路に何度も通るのを忘れられません。

お昼近くなると突然おじさんが入ってきて何かを尋ねてきました。
よく聞くとかろうじて “Lunch Box” だけ聞こえました。駅弁だな!
せっかくだし頼みました一つ90Rs(約150円)。

安いし、サンドイッチとかかな、と思っていると・・・
やっぱり、カレーでした。
むっちゃ外に汁と油がしたたってるよ・・・。
でもご飯、チャパティーにカレー4種と盛りだくさん。

辛っ!!

 

ジュナーガル到着!


そんなこんなで寝たりしながら、ジュナガール駅到着。
7時間かかる予定のところ、約8時間かかりました、思ったよりましなのかも。

 

駅前。着いたときはたくさんのリクシャーがいてうざくて撮れなかったので、これは帰りのとき。

 

マハーバト・マクバラー

そして、駅からしばらく歩くと見えてくるのは、一際存在感のあるマハーバト・マクバラー。

 

特徴的な螺旋階段を持つ尖塔と、大小玉ねぎの緻密な装飾がとても美しい。
実はここがジュナーガルに来た理由その1でもあったのでとても感動しました。

ここジュナーガルはグジャラート語で「古い(ジュナー)城砦(ガル)」を意味し、遡ると紀元前250年にもなる歴史ある町です。そのため、町全体に古い建築がたくさん残っています。

 

この日は駅弁のカレーがきたのか、お腹の調子が思わしくなかったので早めに宿(歩き方にもあるホテル ハーモニー)に入り、ホテル付属のレストランでクリームスープをいただきました。
やわらかい味で癒やされました。

 

次回はジュナーガルのハイライト、ジャイナ教の聖地ギルナール山に登ります。

 

 

 

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