インド旅 2日目 〜アーメダバード散策、ダーダ・ハリの階段井戸【インド階段井戸を巡る旅2017_14日間】

インド
ダーダ・ハリの井戸

長い移動を経てようやくインド、グジャラート州の中心アーメダバードの街を散策します。
お約束のインドの洗礼、そして第一の階段井戸「ダーダ・ハリの階段井戸」。
旅は始まったばかりで体力があるのでがしがし歩いていきます。

 


 

〈本日の移動〉[2018.12.20]

前日(インド上陸編)の記事はこちら

インド旅 1日目 〜インド上陸【インド階段井戸を巡る旅2017_14日間】
はじめてのインドの旅にして割とマイナーも攻めた14日間。 タイトルにもあるインド特有の階段井戸の中でもメジャーどころはほぼ巡りました。 その他にもなかなか行けないと思われるグジャラート州では多くの発見がありました。 第1回はほぼ移動だ...

アーメダバードへの国内線

昨晩の冷たい空港の床から一夜明けました。
起きると周りにもたくさんの寝ている人、考えることは皆同じか。

 

国内線の出発ロビー内はかなりきれいでした、早く入りたかった(;;)
おしゃれなカフェで腹ごしらえ。
ショーケース内を指差すといい感じに焼いてくれました。
卵と鶏が入って少しピリ辛、うまい。

 

アーメダバードまではスカイチケットを通して
2015年に運行したばかりのVistaraを使いました。
紫を基調にしてなかなかラグジュアリー気分(適当)。

 

朝6:30デリー発。
国内線なのに珍しくご飯がでました、さっきしっかりたべちゃったよ!
でも、ナン的なものがよくできてて美味しかったです、カレーも割と辛くて本格的。
でもパンは炭水化物過多のような・・・

 

 

アーメダバード市街へ

東南アジア圏ではお馴染み、トゥクトゥクで市街へ向かいます。
なるべく売り込みの少ないドライバーを選んで交渉。
”地球の歩き方”とおなじ250Rs(約400円)で行ってもらいました。

 

予約をしていたホテルに荷物を置いて、いざ初インド散策へ。
まずは今回のインド旅行のテーマである階段井戸の1つ目、
「ダーダ・ハリの階段井戸」に向かいます。徒歩約30分。

〈移動経路〉

12月のアーメダバードは最低気温15℃、最高気温31℃
午前中は割と過ごしやすかったですが、駅前の大通りなどは排気ガスでやや空気が悪く暑さ避けに巻いていたタオルをマスク代わりにしていました。

途中、線路の陸橋を渡ります。

すごい路線数!
ゴミも多いしがっつり人が線路上を歩いています。
このへんがインドっぽい。

 

首が灰色のカラス。
欄干にあるのはエサ?色があざやか。

 

お待ちかねの牛!
実に堂々としています。

陸橋を渡り、大通りを外れると舗装がなくなりちょっと不安になりましたが、
あらかじめダウンロードしていたGoogle Mapのおかげで迷うことはありませんでした。
ちなみに上の写真は井戸の入り口、一見公園のようなのでご注意を。

 

 

ダーダ・ハリの階段井戸

ででーん
歩いてすぐのところにあるし、入場も無料なのであまり期待していなかったけど、
左右対称に柱が並び、まるで地下宮殿のよう。

 

今は水も枯れてしまっており、底にも潜れます。
彫刻にも注目です。

このダーダハリの井戸は1499年、イスラム政権があった頃に作られたものだそうです。
我々が井戸といえば桶を落として水を汲むのを想像しますが、
雨が少なく、水が貴重なインドではこうした階段井戸がたくさんあったそうです。
また階段井戸は地下のため涼しく避暑にも使われたとのこと。

そんな大切な井戸なのに権威を示すために様々な工夫、彫刻が施されているものもあるとか。
今回はそうした井戸にも注目して旅をしました。

 

  

あとから1グループが来た以外はほとんど貸し切り状態。
静謐な空間を堪能するもよし、いい感じの写真を撮るのもよしです。

 

外観はこんな感じ。
おっさんたちが文字通り井戸端会議をしております。

お後がよろしいようで

 

アーメダバード新市街とレストラン ニシャット(Nishat)

夕飯を探しついでに街歩きを兼ねて新市街へ向かいます。

お菓子の屋台?

 

人気のないビルとスラム?

 

ハーティースィン・ジャイナ教寺院

地球の歩き方でも紹介されているハーティースィン・ジャイナ教寺院は修理中、新しいけど彫刻が美しい。
中の像の目には宝石が埋め込まれているとのことだけど、あまり興味がなくスルーしてしまったけど、旅の途中でその意味がすこしわかることに。

 

アーメダバードのマーケット。ガンジーロードとか名前がついてたかな?
一応クリスマス前のせいなのか、花や飾りで華やかでした。

 

スィディ・バシール・モスク

街の中心近くにあるスィディ・バシール・モスク。
ちょうど礼拝の時間だったらしく街中にコーランが流れ、多くのイスラム教徒の方が上の写真の池で手や口を清め、順次、中で礼拝をしていました。
先程のダーダ・ハリの階段井戸も約500年前にイスラムが作ったもの。
インドに来るまでインド人は皆ヒンドゥー教(もしくはブッタの故郷だし仏教とか?)だと思っていましたが、イスラムがかなり入っていることを感じました。

もう一個ジャマー・マスジットというでっかいモスクにも行ったけど、
写真NGだったので割愛。

 

昼食はレストラン ニシャット(Nishat)。
インドに来てはじめてのきちんとした食事ということもあり、頼みすぎました、900Rs(=約1450円)。
ただ、辛さもちょうどよくカレーにもライスにも肉がゴロゴロ入っていて美味しかったです。
そんなに多くないですが、これまでの海外旅行で食べた飯のなかでも上位の美味しさでした。
歩き方2015-16には載っていたが、2017-18には掲載なし。
消されてしまったが、すごく美味しい、おすすめ!

 

帰り道、大通りのリクシャーの大渋滞、バイクの路駐どうにかせな。

 

我が物顔の牛さんたち。

 

揺れるミナレット(塔)が有名らしい、Jhulta Minara Sidi Bashir Mosque
揺れてるのかはよくわかりませんでした・・・

 

明日、今度は列車移動の予定なので、今夜の宿は駅近くのHotel Ritz Innを予約していました。
駅近くということでやや高でしたが、きれいなホテルでした。

 

 

3日目に続きます。

インド旅3日目 〜ジュナーガルへの鉄道旅【インド階段井戸を巡る旅2017_14日間】
3日目、鉄道にてさらにグジャラート州の半島の奥、ジュナーガルに進みます。 今度ははじめてのインドの鉄道旅です。 お約束の超混雑を横目に優雅な客車、さらにはインドの駅弁にも挑戦します。

 

 

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