昨日は屋上から眺めるだけだったタージマハルに早朝から突入します。
今回の旅でも超有名どころの観光名所だけあって、さすがに息を飲む美しさでした。
他にもヤムナー川の深い川霧がとても幻想的でした。
前日のファテープル・シークリーとタージ・マハルの夕景はこちら
いよいよタージマハルへ
おはようございます。
昨日はアーグラに移動してきて遠くから眺めるだけだったタージマハル行きます。
開門は日の出からとのことなので、日が出る前に並ぶ計画です。
ホテル前にチャイ売りが来てたので、出発前に一杯。起き抜けの肌寒さにしみます。6時出発。
〈今日の移動〉[2017.12.28]
タージマハルは南、東、西と3つのゲートがあります。
正門である南門は混むとの情報があったので、私は東ゲートから攻めました。
歩いて5分、らくちんらくちん。
昨日タクシーから降ろされた道は普通の歩道でしたが、タージマハル周辺の道はこのように石畳になっていて街灯もしっかりあります。
チケット売り場は東ゲートから1分ほど東に歩いたところにあります(上記地図「Taj Mahal Eastern Ticketing」のところ)。
私が着いたころには10人位の人が並んでいましたが、15分ほど経った6時半頃には・・・
後ろにダーッと列ができていました。旅行中ほとんど見なかった欧米人っぽいのがいてちょっと安心。
詳しく探してないけど日本人はいなかった、ツアーとかは別ルートなのでしょうか?
ちなみに外国人は1000Rs(約1500円)、インド人は80Rs・・・しょうがないね。
チケットを無事買ってゲートに行くとさらに多くの人が並んでいます。
ここでも列は男女別、カップルでインドに行くと寂しい思いをしそう。
このあと結構厳密な手荷物チェックがありました。カメラ・携帯などはOKですが、水・食べ物はNGらしく飴ちゃん一個まで調べる勢いでした。
ようやく入場、7時半ごろだったのでチケットを買ってから1時間ほどかかったことに。
でもだいたい営業時間から考えてほぼ最初の入場だったかと。
まずくぐるのはメインゲート、縁の文字が美しいなとおもいましたが、勉強すれば読める文字なのでしょうか?卒塔婆のお経みたいなもの?
門の先になんかうっすら見えます。
あれはついに・・・
うおぉーー!!
朝のせいか存在が希薄なのがまたいいですね。
写真ではわらんこわらんこ観光客が溢れていますが、庭園が広いので割と自由にあるきまわれます。
逆さタージ(人多いけど)。
少し日も出てきました。いいっすねー。
混雑するといわれていたタージ・マハルの内部も朝早いからかほとんど並ばずには見学できました。
ここは前日に行ったファテープル・シークリーをつくったアクバル大帝の息子、第5代皇帝シャー・ジャハーンが妃のためにつくったお墓らしいです。中はカメラNGですが、お墓らしく厳かな感じでしたが、外見よりは質素な感じでした。
ヤムナー川の川霧
いわゆるタージ・マハルのある白い宮殿の左右にはモスクが建っています。
十分立派なのですが、本殿?に比べると地味でひとは少なめ。
ここからタージマハルを裏から見てみようと回ってみると・・・
おおっ!?ガス?
どうやら川霧みたいです。
あとで調べると後ろにあるヤムナー川は川霧で有名でこの時期正面からタージマハルも見えなくなってしまうくらい白くなってしまうこともあるとか、そうならなくてよかった。
反対側のモスク側を上から見たところ。
山によく登るので雲海はよく見ますが、低い場所でこんな深い霧が海のようになっているのは始めてみました。
タージマハル自体にはかかっていませんが、幻想的な風景です。
日も照ってきました。
真っ白な建物が朝日を浴びて黄色く輝いています。
逆光で撮影。ミナレットが一本見えないのが残念ですが、なかなかのシルエットです。
正面に戻ってきました。よく見ると霞んでいる。
あと中に入る行列も一周以上してそう?早く入っておいてよかった。
逆さタージと俺。
メインゲート近く、ここからでも幽玄な感じになってしまいます。
帰りは正面ゲートから出てきました。
右に見えるのは入場の金属探知機。
再び、屋上レストランからのタージ
ホテルに戻って11時、遅めの朝食をまた屋上レストランでいただきました。
歩き方にも載っている「タージ・ビュー」、昨日よりメインゲートとタージがかぶっていないけど若干遠いかな?あと今朝の川霧で昨日よりさらにうっすら感、だがそれがいい。
少しインド料理が続いたので腹休めにスパゲッティとサンドイッチにトマトスープ。
よい位置をカップルに取られてしまったけどまあいい眺めです。
今回はここまで。
次回は第5皇帝ジャー・ジャハーンの人生を追うようにアーグラ城、そしてブラックタージを建てる予定地だったタージマハルの対岸にも赴きます。
対岸までのヤムナー川沿いのアーグラの田舎道もおすすめです!
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