インド旅 7日目 〜ピンク・シティ、ジャイプール【インド階段井戸を巡る旅2017_14日間】

インド
インドのデモ行進

インド旅行後半戦はラージャスターン州のピンク・シティ、ジャイプールへ。
さすがに旅行者慣れしている街らしく世知辛いことも多いですが、
今日もがしがし歩いていきたいと思います。

 


 

〈本日の移動〉[2017.12.25]

前日、アーメダバードでのラーニ・キ・ヴァヴ(女王の階段井戸)へのバス旅はこちら

インド旅 5-6日目 〜路線バスで行く世界遺産ラーニ・キ・ヴァヴ(女王の階段井戸)【インド階段井戸を巡る旅2017_14日間】
アーメダバードにもどると階段井戸唯一の世界遺産であるラーニ・キ・ヴァヴ(女王の階段井戸)をめざします。「地球の歩き方」にも載っていないため、現地語しか書かれていないローカルバスを駆使するドキドキな旅です。前回はこちらアーメダバードへ戻る鉄道

 

アーメダバード空港からジャイプールへ

いろいろなところへ行ったのでだいぶ長いこといたような気がするグジャラート州を離れ、
ラージャスターン州、ジャイプールへ向かいます。

 

時短のために飛行機で移動、来るときにもつかったアーメダバード空港へ来ています。1階ロビー。
正式名称は「サルダール・ヴァッラブヴァーイー・パテール国際空港」でした、絶対覚えられない。
航空券はスカイチケットを通してインドのLCC、スパイスジェット(SpiceJet)を使いました。
左手奥に見える赤い看板がチェックインカウンター。

 

2Fの出発ロビー、1Fよりお店がたくさんあります。

 

問題なく出発。画面中央右よりの川沿いに発電所が見えました。
あの形は原子力かな、と思ったけど、あとで調べたら火力発電所っぽい。
https://en.wikipedia.org/wiki/Gandhinagar_Thermal_Power_Station

 

というわけで1時間ちょいでジャイプール国際空港着。正式にはサワイ・マンシン国際空港。

ついにリクシャーでトラブル

空港からホテルが近くにあるジャイプール・ジャンクション駅(Juipur Jn.)までは15kmほど離れています。
私はインドに来てから慣れ親しんでいるリクシャーに乗ることにしました。
空港の建物から出ると何台もタクシーが待ち構えているところをスルーして、駐車場らしきところを通り過ぎ、空港の敷地から出たところにリクシャーのたまり場がありました。
その近くに簡易の受付のようなものがありそこで支払うプリペイド(前払)式のようでした。
310Rsと言われ、歩き方にはタクシーで450〜500Rsとあったのでお願いしました、しかし・・・

どこかのサイトの注意にも『隣のGandhinagar Juipur駅に行ってしまうことがある』とあったので、
受付にも運転手にも 「”ジャンクション”駅にお願いします!」 と念を押しました。

しかし、駅が近づき「ついたよ!」と泊まった場所は案の定、Gandhinagar Juipur駅(Google Mapで確認済み)。
「ジャンクションと言いましたよ!」と言っても、
「ジャンクションまで行くならあと 100Rs必要だ」と言ってきました。

腹が立ったのでその運転手とはおさらばして、80Rs支払って他のリクシャーで駅まで行きました。
日本のタクシーに乗ることを考えれば端金なのですが、やはり騙されるのは気分が悪い。
グジャラート州ではすごくフレンドリーだったり、バスの行き先を教えてくれたり助かっただけに残念です。

 

風の宮殿(ハワー・マタル) と ジャンタル・マンタル天文台

ホテルに荷物を置いた後、気を取り直して散策。


ピンク・シティと呼ばれるジャイプールの中心までリクシャーで来てまずはラッシーで一杯。
外でラッシーを飲むのは初めて。パフェのようにアイスクリームが乗っている変わり種を頼みました。よく冷えて美味しい。

 


ピンク・シティ中心の通り両側は屋根付きのアーケードのようになっていてバザールが並んでいます。

 

風の宮殿の入口のチケット売り場。なぜか売り場は男女別。
すごく並んでますが、わりとサクサク進む。

こんな感じのほぼレシートみたいなチケットは1000Rsで2日有効。
写真は帰国後撮ったものなので穴が開いてますが、以下の施設が共通で入れます。なくさないようにしましょう。

・アンベール城
・ジャンタル・マンタル天文台
・アルバート・ホール(中央博物館)・
・ナルガール要塞
・風の宮殿(ナハー・マハル)
・Sisodiya Rani Bagh〈未〉
・vidhyadhar bagh〈未〉
・Isarlat Sargasooli〈未/多分シティパレスにある塔、外からは見た〉

風の宮殿(ハワー・マハル)

ハワー・マハルは別名 風の宮殿と呼ばれ1800年ごろにこの地を統治していたマハラジャによって建てられたもの。建物には涼しい風が流れ、マハラジャたちはこの窓からピンク・シティを眺めたと言います。

とは言ったものの、なんとなく冴えない眺め。むちゃくちゃ混んでるし。
そんなわけでササッと一周して次のポイントへ。

あとでわかるのですが、こちらのチケットで入る場所は裏側で明日正面から見てようやく全貌が見えます。

街中でのデモ行進

やけに渋滞しているなと思ったら、先程のバザールが並ぶ大通りでデモ行進が行われていました。

警察も出張ってなかなかの長さの行進でした。
ABVPは「全インド学生議会」の略で前日に調べたモディ首相率いる現政権の支持する学生団体らしいです。何を主張しているかはよくわかりませんでした。
詳しくはこちらhttps://en.wikipedia.org/wiki/Akhil_Bharatiya_Vidyarthi_Parishad

ネパールに行ったときも何を主張していたかは不明ですが長いデモ行進を見ました。
日本では国会前で集会があったり、渋谷で小規模なのは見たけど大規模な行進は最近見ない気がする。

世界遺産、ジャンタル・マンタル天文台


こちらもめっちゃ人が多い、ジャンタル・マンタル天文台。
ジャンタル・マンタルは今から300年ほど前にこの地を治めていたジャイ・シィン2世によって建てられた天文台でサンスクリット語で「魔法の仕掛け」という意味らしいです。

こちらは2秒まで正確に測れるという巨大な日時計だとか。

こちらは世界で最も正確に測れる赤道日時計らしいです(よくわかっていない)。

他にも星の座標を知ったり、12の星座の位置を知るなどマニアックな装置が並んでいますが、
見ただけではなかなかチンプンカンプンです。

多分チケットの中にあった「Isarlat Sargasooli」。
次行く人いたら確かめてください・・・。

 

このあとは小さな路地を探索しつつ、暗くなってきたのでホテルに戻りました。
試しにとサイクルリクシャをお願いしてみましたが、スピードなど不満はないけどすごく頑張らせているようでちょっと申し訳なく思ってしまいます。

 

今日のホテルはHotel Classic Inn。
施設は悪くなかったけど店主が「トモダチ」を連呼するサービス精神は旺盛ですが、
ちょっとうざいかんじでした。

ちやほやされた田舎町に比べて観光地としてスレたところのあるジャイプール、少し疲れました。
明日はジュナーガルのハイライト、アンベール城へ向かいます。

インド旅 8日目(1) 〜豪華絢爛!真のマハラジャの居城アンベール城【インド階段井戸を巡る旅2017_14日間】
ジャイプールのハイライトアンベール城を攻めます。前日の一般マハラジャ(?)の街も素敵でしたが、さらに一線を画する豪華絢爛さを見せる真のマハラジャの優雅な城を堪能します。〈本日の移動〉[2017.12.26]前日のジャイプールのピンク・シティ

 

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