インド旅 4日目(2) 〜インド人にモテモテのギルナール登山と個性的な神々【インド階段井戸を巡る旅2017_14日間】

インド
個性的なインドの神様

前回は聖地ギルナール山の行程とその美しい景色を紹介しましたが、
登山途中で出会った人々について紹介します。なぜかのモテモテ。
また山中では様々な個性的な神様が迎えてくれました。

 


 

前回の聖地ギルナール山の行程と景色についてはこちら。

インド旅 4日目(1)〜 聖地ギルナール山で9999段の石段を登る【インド階段井戸を巡る旅2017_14日間】
この旅の最深部にしてハイライトである聖地ギルナール山を巡礼。 せっかくだからインドの山に登りたい、それだけで決めたジュナーガルですが、 インドの宗教の多様性について考えさせられました。 今回はギルナール登山の行程、景色編です。

 

インド人にモテモテになったギルナール登山

ギルナール山は日本ではあまり見ない景色を堪能できました。

 


また山頂では食事をいただいたり、豪華なジャイナ教寺院にも圧倒されましたりしましたが、
ともに登頂をめざすたくさんの人々との出会いもありました。

 

道行く人々はすれ違うたびに「ジャイ、ギルナール!」(ギルナール山バンザイみたいな意味らしい)と笑顔で挨拶を交わします。

明るくなって顔が見えるようになると挨拶の後、声をかけられました。

大体の人が最初に「Nepali??(ネパール人か?)」と怪訝そうに聞いてくるので
「Japan.」と答えると

「Ja↓paaa〜n↑↑!!!」

とテンションMAXで握手やら写真を求めてきます。

さすがにこのあたりでは外人特に日本人は珍しいのかな?
ネパール人との見分けがつかないのになぜだろう(笑)
謎の日本人への高感度の高さとともにやっぱりネパールなどお隣の国とは仲が良くないのかもと感じました。

 

ともあれ少し進むたびに
「Japaaaan!!」からはじまり「名前は何ていうの? いい名前だね!」とか「Facebookに載せていいか?」とか
まるでインド人たちに芸能人のような扱いを受けます。

せっかくだからお返しに自撮りしたり。
やだインドの少年たち、イケメン・・・、慣れない自撮りで半目の自分が悲しい。

 

おっちゃん(おじいさん?)も写真を求められました。
”No Photo”が笑えるけどこれは山頂の建物内への注意書き、のはず。たぶん。

こちらが撮って残っている写真はそんなになかったけど、この10倍以上撮られているはず。
もうモテモテです、残念ながらほぼ男性でしたが・・・。

 

個性的なインドの神様たち

またギルナール山にはところどころに神様がいて、道中励ましてくれました。

ゆるキャラかな?登り始めにいた最初の神様。
岩をオレンジに塗って目をつけただけに見えます。後ろの字が読みたい!

 

これも序盤の方、ケープとレイをつけたおしゃれな彼女(?)

住処にもこだわっています。

 

こちらはご夫婦?仲が良さそうで何より。

 

こちらは三人衆、左右はかろうじて人型っぽい。真ん中はぬりかべ

っぽい。
花を撒いた形跡とお賽銭が貼り付けてあります。

 

これまた別ベクトルで個性的。形容しがたい。

 

派手な女性?ミャンマーのポッパ山に行ったとき、そこの神様ナッ神という精霊に似ている気がする。詳細不明。

 

山頂の僧院のとなりにいた神様。お賽銭貼り付けすぎ!

 

でかいのもいる、あとおヒゲがすてき。

 

足腰が悪いおばあちゃんなどは運ばれて登山をしていましたが、
神様も同じように運ばれてくる模様、お疲れ様です。

 

真ん中の哀愁漂うおじさんにも注目、聖人なのだろうか?

 

「スライムベスがあらわれた! コマンド?」

 

「バブルスライムがあら(ry 」

 

ケルン付き。町のミニチュア的な? 恐山的な? もうよくわからないです。

 

ざっくり紹介しましたが、まだまだ個性的な神様がたくさんいました。

下山の途中、像にお賽銭を貼り付けて一所懸命にお祈りをしているおばあちゃんを見かけました。
かわいい姿だけれど、それぞれに賽銭やお花がきちんと添えられていてました。
ミャンマーで電飾付きの仏像を見て、どうなんだろうと思いつつ、現役の信仰とはこういうものかもしれないと考え直しました。インドの神様も無宗教の日本人が感じるありがたさ(芸術性とか侘び寂びとか)とは違ったところに信仰というものがあるのかもしれません。

 

今回は以上。
次回はジュナーガル市街を観光します。

 

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